【朝型・夜型どっちがお得？】ダイエット向き｜メリット

こういった疑問にお答えします。

ダイエットや運動などの健康面に関しては，朝方が良いでしょう。夜に起きていると，太る原因になったり，ホルモンの乱れにもなります。

ですが，かならずしもそうとは言えず，人によっては夜型が体に合う人もいます。最後に朝型か夜型かを判断する「ミュンヘンクロノタイプ診断」をご紹介します。

本記事の内容

・朝型と夜型とは
・朝型のメリット
・夜型のメリット
・健康に関してはどっちが良いの？
・ミュンヘンクロノタイプ診断（MCTQ）

朝型と夜型とは

朝型

朝に活動的な人

夜型

夜に活動的な人

朝型は，早寝早起きでしっかりと生活リズムが整っている人ですね。夜も夜更かしないタイプです。逆に夜型は，夜遅くに眠りにつき午前中まで寝ている人のことです。日中よりも夜に活動的な人のことを指します。

一般的には，朝型が良いと言われており「朝活」をする人まで多くなってきています。

朝型・夜型それぞれ活動時間に差があり，食事の時間帯も異なります。今回はダイエットや健康面を中心とした，メリットをご紹介します。

概日リズム

概日リズム（サーカディアンリズム）

24時間周期の明暗の周期によって動くこと
体内時計とも呼ばれる

人は24時間の周期で体が動くように作られています。朝起きて夜眠たくなるように，日の光や食事のリズム，こういった外界からの刺激によっても調整されます。

もちろん体の中でもホルモンの分泌にはリズムがあります。これも24時間の周期によって整えられているため，24時間は人間にとって大切なリズムです。

こういった24時間の周期から外れた行動をすると，きっと体調を崩したり，「体調がおかしいな…」といった原因になります。

看護師さんの夜勤などの仕事は仕方のない部分もありますが，概日リズムを崩すとホルモンバランスが崩れ，体型にも影響を与えるため注意しましょう。

朝型のメリット

メリット

• 概日リズムに則った生活
• ホルモンのバランスが規則的
• 痩せ型が多い

朝型のメリットはやはり「規則正しい生活」でしょう。朝太陽の光で起き，日が沈むと眠ることは生命にとって当たり前なこと。とくに体調の良し悪しは，睡眠の質やホルモンによって左右されるため，朝キチッと起きることは大切なことです。

そして朝型のメリットは，痩せ型が多い点です。規則正しい生活を送ると基礎代謝が上がり，新陳代謝も良くなり肌がきれいになります。

しっかりと眠ることは成長ホルモンやセロトニンが分泌されることになります。それぞれ代謝を高めてくれる作用があり，眠ることは痩せることに繋がります。

夜型のメリット

朝型が良いと言っても，どうしてお夜遅くまで起きてしまう人は多くいます。そういった人たち向けに，夜型のメリットもご紹介。

メリット

• 起業家精神に溢れた人が多い
• 社交的な人が多い

夜型の人は，付き合い面でのメリットが多いです。

夜に飲み会に行く，といった活動をするため人間関係での付き合いが良いと言われています。また，仕事も夜に行うため，仕事ができる人が多いです。

そのため，人付き合いや仕事ができるためチャンスを掴みやすい，お金持ちの人もたくさんいるようです。

かといって何もしないで夜に起きていても意味がないでのやめましょうね！

健康に関してはどっちが良いの？

総合的な判断をすると，私の意見としては「朝型」を推奨します。やはり健康面を重視すると，どうしても朝型に軍配が上がります。

・朝型が健康的

重要なホルモンは夜に分泌されるようにできているため，夜型を長期間続けるといつか体が壊れる原因になる可能性も。

ただし，朝型が良いからといって早起きしすぎると返ってデメリットが生じます。

朝起きしすぎのデメリット

・まだ暗い朝の朝食は太る
・ムリな早起きは疲れる原因に

例えば，朝の4時に起きる習慣をつけようとします。脂肪の合成に関わるBMAL1と呼ばれる時計遺伝子は夜中の2時がピークになります。そのため，朝型にご飯を食べる生活を続けると肥満の原因にも。

また，いきなり朝型にしようと起きてしまうとホルモンの乱れにつながり体調が崩れることも。夜型から朝型に変えようと思っている方は，徐々に変えるようにしましょう。

【BMAL1とは】夜勤帯の食事は避ける｜太る細胞は夜に増える

ダイエットをしたい方は，できるだけ18時までにご飯を食べましょう，と聞いたことがあると思います。実はそれは正しくて夜になればなるほど【BMAL1】という遺伝子が活発になり太る原因になります。BMAL1は，脂肪を取り込む性質があり，夜に食べるといつもより食事が脂肪になりやすいです。

ミュンヘンクロノタイプ診断（MCTQ）

一見，朝方の方にメリットを感じますが，そうとは限りません。

それは国際的な学術雑誌「Nature Communications」によれば，人は生まれながらにして朝型か夜型か決まるそうです。

つまり，夜型の人がムリに朝型にしようとしても，それはかえって遺伝的にストレスの可能性があります。

その朝型か夜型かを判別してくれるのが「ミュンヘンクロノタイプ診断」と呼ばれるものです。

ミュンヘンクロノタイプ診断（MCTQ）

• 活動/睡眠のタイミングを知れる
• 朝型/夜型かを知ることができる

こちらは20分程度で簡単に行えるので試してみてください。

朝型が良いから朝型にする，と簡単に決めるのではなく，あなた自身にあった方法を見つけることが大切です。誰かに言われるがまま朝型にするのではなく，まずは自分で試してみましょう。

＞＞ミュンヘン・クロノタイプ診断

また，クロのタイプ診断を4種類の動物に例えて睡眠型を診断するサイトもあります。クマ・オオカミ・ライオン・イルカで分かれており，こちらは数秒で終わり，楽しく行えるので同じくホームページを添付しておきます。

＞＞クロノタイプ診断

まとめ

私も一時期，ムリな朝型をしていたことがあります。そのときは，勢いでやってしまったことを今でも覚えています。

ミュンヘンクロノタイプ診断のアドバイスをもらってからは，自分にあった方法を実践しています。

皆さんも自分にあった方法を見つけ，朝活や朝トレ，朝起きでダイエットをしてみましょう。

本日はここまでにします。