トレーニング

【筋トレの始め方】超初心者向け|これから運動を始めたい方へ

毎日過ごしていると,ふと思い立つ「運動しなきゃ」,これは定期的にやってくるものですよね。
でも運動したことないし,何をしているのかもわからない,どこを鍛えたらいいの,と色々と不安が込み上げてくるはず。

そんな不安に対し,何を行うべきか始めから説明していきます。

とくに女性や運動未経験の男性,中年以降に運動をしてみようと思っている方に,この記事を読んでいただけたらと思います。

この記事について

・筋トレはハードルが高い?
・目的を決める
・抽象的はいけないこと?
・筋トレを継続するには
・常に最終目標を意識する

筋トレはハードルが高い?

運動を始める理由は,割と簡単に決まるはずです。

筋トレを始める理由
・体型を維持・改善したい
・年齢的(30歳〜)に運動したほうがいいから
・生活習慣病の予防

しかし,反対に運動を始められないといった人は多いです。
どうして筋トレを始められないか,そう考えたときに思い浮かぶのは「筋トレはハードルが高い」ではないですか?

・運動をしたことがない
・やり方がわからない
・効いているのかわからない
・続けられる自信がない
・そこまでしたくない

といったことを思っている人は多いと思います。
つまり「わからない状態にいる」からなんです。
その考えに至ったら,そこからは負の連鎖で「やっぱり筋トレをするのは辞めようかな」「食事だけ変えたら体型は維持できるし」と考えが変わってしまいます。

誰しも筋トレを始める人は「わからない状態」からスタートしています。ジムに行くとせっせとトレーニングをしている人も,最初はジムでおどおどして「この器具どうやって使うのかな?」と考えていたはずです。生まれた頃から筋肉ムキムキはいません!

わからない状態に至るのは筋トレだけではなく,「勉強」「仕事」「家事」何でもそうです。わからない事から,”わかる”状態になることで人は継続できるし,楽しみを覚えます。

    わからない→わかる状態になると
    ・物事を継続できる
    ・快感を覚える
    ・基礎から応用へ考え方が変わる

「わかる状態」になるにはどうしたら良いか,次の項目以降で説明していきます。

目的を決める


わからない→わかる状態になるには一定のプロセスが必要です。人が何かやろうと行動するときに以下の事柄が必要です。

【目的(目標)を明確にする】

目標を決める事で,やることが決まります。
たいていの場合には,目的が曖昧なことが非常に多いです。そうなった場合,目標もうやむやになったまま筋トレを始めてしまうため,効果も出にくく,挫折しやすい理由となります。

目標を具体的にするには

    具体的な目標設定
    ・長期目標(半年・1年で達成可能)
    ・中期目標(1ヶ月で達成可能)
    ・短期目標(2週間で達成可能)
・長期目標:Long Goal
・中期目標:Medium Goal
・短期目標:Short Goal

この3つを決めることで目標が超具体的になります。

例を出してみます。

目標が抽象的な場合
・痩せたい
・とりあえず筋トレがしたい
・周りも運動をしてるし,そろそろしたい

このような理由から筋トレを始めると挫折します。

目標を達成しやすい人の目標設定
・Long Goal:体重を5kg落とす,ウエストを-5cm
・Medium Goal:体重-2kg,ウエスト-3cm
・Short Goal:ジム週2回通う
・Short Goal:ランニングを週1回走る
・Short Goal:糖質制限

長期・中期・短期を明確に決めることができています。
そして注目するのは,短期目標です。長期目標に対して,短期目標が決まった事でやることがより具体的になりました。

短期目標を深掘りすると,ジムに週2回通う,そこから何をするか…と深掘り深掘りすることができます。やることが曖昧な時よりも,目標を具体的にすることで,自分は本当に何がしたいのかがわかります。

そして短期目標をひとつひとつクリアすることで,目標達成にしましょう。小さな短期目標を達成し,中期目標,長期目標と解決するプロセスで,ふわふわした考えを解消することができます。

まずは一度,考えをまとめてみてください。

抽象的はいけないこと?


抽象的なことは目標設定においてあまり良くないことを説明してきましたが,良いこともあります。

それは「運動をしたい」という考えがわかるということ。人は曖昧な考えから行動を起こしたり「やってみようかな」と挑戦しようとします。

そのため,ぼーっとしたときの「運動したいな」は非常に大切な【動機】です。その気持ちは忘れずに!

例えば,休みの日にゆっくりしていて「運動したいな…」という感情が湧いてきたら,それは完全な運動をしたいという【動機】です。その気持ちは忘れずに残しておいてください。

    抽象的な考えのメリット
    ・動機付けにつながる
    ・抽象的から具体的な目標に変わる

筋トレを継続するには


最終的には,【筋トレしたい理由>面倒くさい】にならなければ,続けられません。

挫折しやすい理由
・面倒くさい
・ジムに行く時間がない
・効果がでない
・つまらない
・筋トレがしんどい

筋トレしたい,よりも面倒くさいから家にいる,が勝ってしまう場合はよくあることです。

ですが,筋トレしたい=-5kg痩せたい(目標)だとどうでしょうか?
筋トレしたい言葉の裏には「長期目標である-5kg痩せたい」という意味もあるため,この場合だと頑張ってジムに行こうかな?と気持ちを振りたたすこともできます。

このように継続するためにも,目標を具体的にすることは非常に重要な事柄です。

面倒くさいから家にいたら,一生「-5kg」は達成できませんよ?

常に最終目標を意識する

最後に,最終ゴールを常に意識することはとても重要。
つまりは想像力を膨らますこと。

さきほどの例では「-5kg」です。
しかし,-5kgを達成すると【自分の人生にどう影響を与えるか】を想像することが最終目標の意味です。

長期目標で「-5kg」と設定しましたが,これはあくまでも人生のごく一部です。

    「-5kg」を達成したことで起こる変化
    ・肌を露出した服を着れる
    ・パートナーに自慢できる
    ・目標をクリアできた達成感
    ・周りにノウハウを伝達できる
    ・リバウンドしても,またできる
    ・筋トレの過程で腰痛が改善した

などなど,たくさんあります。
もちろん体重が痩せた過程も自分の人生に影響をあたえるため,ゴールだけが全てではありません。その全てが自分に影響を与えます。

まずは自分の中でもやっとしている事を,目標設定に当てはめてください。

目的を決めることができたら次のステップに進めることができます。
今日はここまでにしますね。